大阪金見通し:下落か、株安による損失を金の売却で補う動きも

2022年5月10日 07:45

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記事提供元:フィスコ


*07:45JST 大阪金見通し:下落か、株安による損失を金の売却で補う動きも
大阪取引所金標準先物 23年4月限・夜間取引終値:7750円(前日日中取引終値↓111円)

・想定レンジ:上限7800円-下限7700円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落しそうだ。今日未明の外為市場で一時1ドル=130円10銭前後と昨日15時頃に比べて90銭ほど円高・ドル安に振れ、円建てで取引される金先物の割高感が強まっている。また、昨日の米株式市場でダウ平均が年初来安値を更新するなど株安が進んでおり、株価下落による損失を金の売却で補う動きも指摘されている。こうした動きや心理を映し、金先物はナイトセッションで大きく下落しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売りが優勢の展開となりそうだ。《FA》

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