大阪金概況:上昇、懸念材料多く安全資産としての金の需要継続

2022年4月19日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:上昇、懸念材料多く安全資産としての金の需要継続
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:8129円(前日日中取引終値↑54円)

・推移レンジ:高値8129円-安値8062円

19日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇した。昨日の海外市場で、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上昇したことから、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいにくく、金先物はやや売りが先行した。一方、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大、インフレ長期化見通しや米長期金利の先高観測など引き続き懸念材料が多く、安全資産としての金の需要が継続し、金先物は朝方に安値を付けた後は上げに転じ、その後は次第に上げ幅を拡大した。《FA》

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