大阪金概況:上昇、安全資産としての金の需要継続するも上値の重い展開

2022年4月18日 16:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:上昇、安全資産としての金の需要継続するも上値の重い展開
大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:8075円(前日日中取引終値↑20円)

・推移レンジ:高値8087円-安値8045円

18日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇した。先週末の米国市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、ウクライナで戦闘が激化していることや、中国での新型コロナ感染拡大など懸念材料が意識され、安全資産としての金の需要が継続した。一方、朝方に一時1ドル=126円70銭台と先週末15日15時頃に比べ30-40銭ほど円安・ドル高に振れたものの、その後、円安・ドル高方向への動きが一服となる場面があり、円建てで取引される金先物の割安感がやや薄れた。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢だが、朝方に高値をつけた後は上値の重い展開となった。《FA》

関連記事