NTT、カスペルスキー製ソフトの使用中止

2022年4月11日 19:24

印刷

記事提供元:スラド

NTTグループがロシアの「カスペルスキー」製品に関する取り引きを中止する方針を発表した。グループ会社でカスペルスキーのウイルス対策ソフトを使用していたという(NHK朝日新聞時事ドットコム産経新聞)。過去記事にもあるように米連邦通信委員会(FCC)は3月25日、カスペルスキーを国家安全保障上の脅威のリストに加えている。またNTTグループは同社のITサービスと組み合わせたカスペルスキー製品の代理販売も行っていた。今後はこれに関しても見直す方針であるとしている。またカスペルスキー製品に関しては、大阪府豊中市や東京都立川市といった一部の自治体でも使用されていたという。こちらに関しても見直しが検討されているとのこと。なお、カスペルスキーの、導入事例一覧を見ると、ここまで名前の出た以外の企業や行行政機関の名前などが含まれている。 

スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 通信 | NTT

 関連ストーリー:
FCC、カスペルスキーを国家安全保障に対する脅威と認定へ 2022年03月28日
カスペルスキー日本法人、会社概要のページからロシア本社の住所をなぜか削除 2022年03月18日
ドイツ連邦情報セキュリティ局、カスペルスキー製品使用のリスクを注意喚起 2022年03月17日
Android端末向けマルウェアにファクトリーリセットする機能が追加 2022年01月31日
映画007シリーズのMI6の職員はサイバーセキュリティの基本を理解していない 2021年11月16日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事