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「ひふみ」シリーズのレオス、直接販売の口座数が10万件突破
投資信託「ひふみ」シリーズを運用・販売するレオス・キャピタルワークスは8日、投資信託の直接販売による口座数が10万件を突破したと発表した。直接販売とは、証券会社などの金融機関を経由せず投資信託の運用元が直接販売する仕組みだ。
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ひふみ投信シリーズは、いわゆる資産形成層と呼ばれる40代をメインターゲットとする。運用成績の安定性やユニークなマーケティング、わかりやすい情報発信力を駆使し、顧客の長期的な資産形成をサポートしている。
「ひふみ投信」は、日本国内の成長企業を投資対象として、2008年10月に運用販売を開始。その後、2019年12月には世界の株式を対象とした「ひふみワールド」の運用を開始。2021年3月には、債券を中心とした世界の株式を投資対象とするバランス型ファンド「ひふみライト」を追加するなど、シリーズを拡大させてきた。
ひふみ投信シリーズは、シンプルなラインアップで透明性の高い情報発信を実施。これまで資産運用の経験がない投資初心者でも始めやすいという特色がある。レオス・キャピタルワークスで実施している直接販売は、スマートフォンで口座開設から購入まで完結するため、働く世代には利便性が高い。
ひふみ投信の顧客層は、40代が最も多く全体の27%。次いで50代が22%、30代が18%。50代以下の顧客が全体の67%を占める。さらに1カ月のつみたて金額の平均は3万円で、全体の45%ほどが毎月1~3万円のつみたて投資をしているという。
ひふみ投信の直接販売では、月1,000円から投資が可能。購入時、解約時に手数料がかからないことから気軽にスタートできる。同じくひふみシリーズの「ひふみプラス」は、直接販売ではなく証券会社など金融機関を通じて販売している商品。組み入れ銘柄などはひふみ投信と同じである。
ひふみ投信では、YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」も開設しており、投資のたのしさや必要性を訴求。さまざまなツールを用い、顧客の長期的な資産形成のサポートを実現していくとしている。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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