ニトリHDが出直り幅を拡げる、日華化学ほかと開発した抗菌・抗ウイルスダイニングセットなどに注目集まる

2022年3月10日 11:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■新しい暮らし方関連商品好調でアプリ会員数も想定を上回る伸び

 ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東1)は3月10日、2日続伸基調となり、1万6570円(470円高)まで上げた後も堅調で出直り幅を拡げている。直近発表のニュースとしては、日華化学<4463>(東1)、帝人<3401>(東1)グループの帝⼈フロンティアと共同で、抗菌防臭・抗ウイルス効果を示すダイニングセット「アルナス DF」シリーズを開発と8日に発表し、注目されている。

 今2月期の連結業績は売上高・各利益とも連続最高を更新する見込みで、2月決算の発表は3月31日の予定。同日に決算説明会も開催する予定。第3四半期は季節商品が伸び悩んだが、テレワークや時間差通勤の浸透にともなう新しい暮らし方の提案として、ビームスの「BEAMS DESIGN」と協働し開発した家具シリーズなどがで好調。アプリ会員数も今期末目標1300万人に対し、第3四半期末の時点で1220万人と順調に推移している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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