日経平均テクニカル:急反落、「陰の寄り付き坊主」が強い売り圧力示唆

2022年3月4日 18:15

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:15JST 日経平均テクニカル:急反落、「陰の寄り付き坊主」が強い売り圧力示唆
4日の日経平均は急反落した。日足のローソク足はマド空けを伴って下げ、大陰線で終了。上ヒゲのない「陰の寄り付き坊主」で強い売り圧力を窺わせた。ザラ場安値は2月24日の昨年来安値をわずかに下回り、下値拡張局面に入った格好。ボリンジャーバンド(25日ベース)では安値が-2σを下回ったほか、週足ローソク足が3連続陰線で安値を切り下げる黒三兵を示現し、下方リスク増大を示唆している。25日線とのマイナス乖離率は終値で3.46%、ザラ場安値でも4.24%と「売られ過ぎ」の5%ラインに届かず、下落余地を残して今週の取引を終えた。《FA》

関連記事