技研HDは一時27%高、ウクライナで原発火災と伝えられ放射線防護工事に注目集中

2022年3月4日 12:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■伊勢化学、東邦金属、日本タングステン、アゼアスなども大きく上げる

 技研ホールディングス(技研HD)<1443>(東2)は3月4日、再び急伸し、午前10時過ぎに一時27%高の270円(58円高)まで上げ、4日ぶりに今年の高値を更新した。放射線防護工事を手掛けるため、今週初にロシアが核兵器部隊に特別命令を出したと伝えられたことや、4日朝、ウクライナの原子力発電所で火災が発生したと伝えられ、買い材料視されている。

 ロイターニュースの報道として、「欧州最大規模のザポリージャ原子力発電所で4日未明、ロシア軍の攻撃により火災が発生した」(ウクライナ現地当局9:24am、ロイターニュースのWebより)などと伝えられた。これを受け、防護服のアゼアス<3161>(東2)、被ばく抑制剤に使われるヨウ素の大手の伊勢化学工業<4107>(東2)、放射線遮蔽生地を製造する東邦金属<5781>(東2)、放射線しゃへい材を製造する日本タングステン<6998>(東2)なども大きく上げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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