2月28日のNY為替概況

2022年3月1日 05:18

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記事提供元:フィスコ


*05:18JST 2月28日のNY為替概況
 28 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円51銭から114円88銭まで反落し、引けた。


ロシアのプーチン大統領が核兵器の使用も除外しない意向示すなど、リスクが上昇する中、欧米諸国は対ロ制裁を一段と強化。ロシアも報復制裁を発表しリスク回避の円買いが優勢となった。さらに、予想を下回った米経済指標を受けて、年内の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も緩和。長期金利の低下に伴いドル買いも一段と後退した。

ユーロ・ドルは1.1180ドルから1.1246ドルまで上昇して、引けた。米国の金利低下に伴うドル売りに上昇も、ポルトガル中銀のセンテノ総裁はウクライナ侵攻でスタグフレーションも否定せずと発言し伸び悩んだ。

ユーロ・円は129円66銭から128円77銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3432ドルまで上昇後、1.3385ドルまで反落した。

ドル・スイスは0.9233フランから0.9166フランまで下落した。


【経済指標】
・米・1月卸売在庫速報値:前月比+0.8%(予想+1.3%、11月:+2.3%←+2.2%)・米・1月前渡商品貿易収支:‐1076億ドル(予想‐995億ドル、12月:−1005億ドル←‐1010億ドル)・米・2月シカゴ購買部協会景気指数:56.3(予想:62.3、1月:65.2)・米・2月ダラス連銀製造業活動指数:14.0(予想4.3 1月:2.0)《KY》

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