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恵比寿ガーデンプレイス三越跡、食品フロアが4月に先行開業へ
地下2階フーディーズガーデンのイメージ(サッポロ不動産開発発表資料より)[写真拡大]
三越恵比寿店の閉店により全面リニューアルを進めている恵比寿ガーデンプレイス商業棟(東京都渋谷区恵比寿)で、地下2階の食品・生活雑貨フロアが4月15日、先行開業する。フロアの名称は「フーディーズガーデン」で、スーパーのライフが旗艦店と位置づける「セントラルスクエア」を出店する。全体のリニューアルオープンは2022年秋の予定。
【こちらも】恵比寿ガーデンプレイス、三越閉店後に「ライフ」「明治屋」など出店
恵比寿ガーデンプレイス商業棟は地下2階、地上2階建て延べ約2万2,000平方メートル。2021年2月まで三越恵比寿店が恵比寿ガーデンプレイス全体の核店舗として、営業していた。施設を運営するサッポロ不動産開発が「センタープラザ」の新名称をつけ、秋のリニューアルオープンに向けて全面改修を進めている。
先行開業のフーディーズガーデンには、ライフのセントラルスクエアのほか、東京初出店となる長野県小諸市の自家製ハム・ソーセージ専門店「デリカテッセンヤマブキ」、スーパーの「明治屋恵比寿ストアー」、ドラッグストアの「トモズセンタープラザ店」、製菓・パンの「トミーズ」、コーヒー豆の「カルディコーヒーファーム」など9店舗が出店する。
このうち、ライフのセントラルスクエアは店内に設けた活魚水槽で鮮魚を販売するほか、新鮮な有機農産物、地元恵比寿で営業する名店の商品を取りそろえ、首都圏の旗艦店にふさわしい新しい形のスーパーを目指す。
恵比寿ガーデンプレイスはオフィスタワーを中心に商業施設、ホテル、集合住宅、美術館などから成る大型複合施設で、敷地面積約8万3,000平方メートル。サッポロビールの工場跡を再開発して1994年に開業した。開業時から三越恵比寿店が商業の核として営業してきたが、インターネット通販の台頭や周辺施設との競合で業績が悪化し、閉店した。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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