大阪金概況:上昇、インフレヘッジ目的や安全資産としての金需要継続

2022年2月7日 16:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:05JST 大阪金概況:上昇、インフレヘッジ目的や安全資産としての金需要継続
大阪取引所金標準先物 22年12月限・日中取引終値:6704円(前日日中取引終値↑37円)

・推移レンジ:高値6718円-安値6694円

7日の大阪取引所金標準先物(期先:22年12月限)は上昇した。先週末に発表された1月の米雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回ったことや、原油先物価格の上昇などを受け、インフレをヘッジ(回避)する目的で金に資金が向かいやすくなった。また、米金融政策を巡る不透明感や、緊張が続くウクライナ情勢、国内での新型コロナ感染拡大など懸念材料が多く、安全資産とされる金の需要も継続し、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。《FA》

関連記事