インフォマート、飲食店の食材発注をAIで自動化する「HANZO 自動発注」×「メニューPlus」を老舗ラーメンチェーン“福しん”が全32店舗に導入開始

2022年1月27日 09:26

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■店舗業務をDXで効率化し、従業員の働きやすい環境整備へ

 インフォマート<2492>(東1)の提供する飲食店のメニュー管理業務を効率化するクラウドサービス「メニューPlus」と、Goals(本社:東京都港区)の提供する必要な食材をAI(人工知能)が予測し自動発注するクラウドサービス「HANZO 自動発注」は、福しん(本社:東京都豊島区)の運営する老舗ラーメンチェーン「福しん」全32店舗に採用された。2022年1月から導入・運用を開始し、発注作業の業務負担軽減を目指していく。

■導入の背景

 飲食店の食材発注は、季節ごとのメニュー変更や、天気・曜日に応じた来客数の予測など、経験を必要とする場合が多い傾向にある。福しんでは発注業務を店長や一部の“ベテラン”従業員のみが行うため、業務負担に偏りがあった。福しんはDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務負荷の軽減に注力しており、今回両システムの導入を決定した。

■概要

 「メニューPlus」は、メニューのレシピで必要な食材の数量や原価の情報を見える化することで、店舗従業員でデジタル共有・管理を可能にする。また、新商品や、毎月提案しているメニューの調理工程の登録も簡便に行える。

 「メニューPlus」とマスターデータを共有している「HANZO 自動発注」は、来客数や提供する料理の数量をAIが予測し、必要な食材の発注数を自動算出するクラウドサービス。パソコンやスマートフォンのブラウザ上で操作ができるので、他のハードウェアを購入せずに利用可能。また、食材の画像やアイコンの配色から画面を見て直感的に操作できる。操作方法の伝達もスムーズに行えるため、熟練者以外の従業員でも発注業務の分担が可能になる。両システムにより発注作業の業務負担軽減を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【小倉正男の経済コラム】総裁選:「ガバナンス改革」が序盤戦の趨勢を決めた(2021/09/05)
【小倉正男の経済コラム】「菅首相は1日でも長く続いて欲しい」という戦術(2021/08/23)
【注目銘柄】三栄建築設計は超割安で年初来高値奪回に再発進、前期に続き今期も業績・増配期待(2021/09/01)
【注目銘柄】デンカは感染爆発止まらず変異株診断キットをテコにリバウンド余地(2021/08/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事