後場の日経平均は531円高でスタート、郵船やキーエンスが高い

2022年1月12日 12:52

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28754.46;+531.98TOPIX;2016.69;+29.87


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比531.98円高の28754.46円と、前引けから上げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は28720~28750円のレンジで横ばい。ドル・円は1ドル=115.30~40円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数が堅調に推移しており、香港ハンセン指数は2%近い大幅高となっている。米上院公聴会での連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言は金融引き締め懸念を強めるものではなかったことから警戒感が後退。金利上昇が一服するなか、引き続き直近下落がきつかったハイテク・グロース(成長)株を中心に買い戻しが進行。香港ハンセン指数が大幅高で一段と上げ幅を広げていることも投資家心理の向上に寄与しているようだ。

 セクター別では鉱業、海運業、金属製品を筆頭にほぼ全面高で、下落しているのは保険業、電気・ガス業に限られている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>などが大幅高となっており、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>なども上昇。一方、デンソー<6902>、日本郵政<6178>が下落している。《CS》

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