葛飾区、JR貨物線(新金貨物線)の旅客化事業検討を本格化

2022年1月12日 11:11

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記事提供元:スラド

葛飾区を南北に走るJR貨物線を旅客路線化する計画があるという。東京都葛飾区が進めるもので、2030年頃に一部区間の開業を目指すとしている。対象となるのは、JR総武線・新小岩駅付近と常磐線・金町駅を通る単線の「新金貨物線」(約7キロ)。大正期に東京と千葉をつなぐ輸送網として整備されたものの、現在は運行本数は減っているという(読売新聞)。

路線の周辺には「男はつらいよ」の舞台となった柴又帝釈天があることや、脱炭素化の流れの中で公共交通機関の重要性は高まっていることなどから、観光振興や街づくりの一環として旅客路線化を進めていくという。区はJR東日本や国土交通省、都などと検討会を発足させて実現を目指す方針。

あるAnonymous Coward 曰く、 読売の記事タイトルでは「事業に着手」とありますが、関係者の合意のもとに事業化が決まったわけではなく、「検討・調整本格化」といったところのようです
LRT(ライトレールトランジット)を想定しているようですが、実現できるでしょうか?

昨年初めの時点で乗り物系サイトに解説記事が出ています
葛飾区「新金線の旅客化」本当に可能? 貨物線の旅客転用は課題山積 現地で感じた「壁」

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