日経VI:低下、株価軟調で20を上回った水準で推移

2022年1月7日 16:00

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記事提供元:フィスコ


*16:00JST 日経VI:低下、株価軟調で20を上回った水準で推移
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比-0.87(低下率4.14%)の20.13と低下した。なお、高値は21.87、安値は19.30。昨日の日経225先物が大幅安となった後ということで、値動きが注目された今日の東京市場は、買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では安心感が先行し、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を下回った水準で始まった。しかし、取引開始後は日経225先物は売りに押される展開で、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが意識され、午前の中頃以降は20を上回る水準での推移となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》

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