後場の日経平均は381円安でスタート、ソニーGやリクルートHDが下落

2021年11月24日 12:59

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29392.58;-381.53TOPIX;2023.31;-19.51


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比381.53円安の29392.58円と、前引けから下げ幅を拡げてスタート。ランチタイム中の225先物は29310~29460円のレンジで推移。ドル・円は1ドル=115.00~10円台と朝方よりやや円高基調。アジア市況は、上海総合指数および香港ハンセン指数ともに軟調な展開。下値メドとされていた29500円を前引けにかけて割り込んだことが短期筋の売りを誘っているとみられ、225先物はランチタイム中から29300円台に突入していた。こうした流れが後場の日経平均にも引き継がれ、日経平均は29300円台での寄り付き。その後は下げ渋っているものの、29500円の回復は遠い状況となっている。

 セクター別ではサービス業、情報・通信業、金属製品などが下落率上位となっている一方、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>などの半導体関連株、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>のハイテク株、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>などのグロース株が総じて大きく売りに押されている。一方、米長期金利の上昇や円安・ドル高、原油先物価格の上昇を追い風にトヨタ自<7203>、三井住友<8316>、三井物産<8031>などが買われている。《CS》

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