コロナ禍の投資失敗談、損失額が大きいものは? コロナ禍ならではの失敗も マイスターノートが調査

2021年11月15日 16:14

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 総合情報メディア「マイスターノート」は12日、コロナ禍における投資の失敗談について幅広い年代の男女から寄せられたアンケート結果を公開した。同調査では投資手法は問わず、失敗談や損失額、失敗から得た教訓などを取りまとめている。

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 同調査によると、投資の失敗による損失額で最も多額になったのは不動産投資という結果。この場合の不動産投資とは不動産現物投資を指しており、不動産投資信託(REIT)や不動産クラウドファンディングなどは含まない。

 不動産現物投資は、最初の投資額が他の投資よりも高額であることから損失が出た場合も大きいと推測される。いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」の部類に分別されるため、投資初心者が手を出すには少々ハードルが高いと言える。

 さらに、最近よく目にするようになった仮想通過やビットコインに関する失敗談も寄せられている。失敗から得られた教訓として「素人が簡単に勝てる世界ではない」という内容のものもあり、相場観や為替変動を熟知している投資家でも難しいといった感想も。

 国内株式投資でも失敗談が寄せられている。相場が好調であることから、株式投資に手を出したものの、売却するタイミングを逃し決算をまたぎ大暴落したという声もあった。また、コロナ禍における景気低迷の影響から、当初見込んでいた株式優待が縮小または廃止されたなど、投資家では防ぎようがない失敗談も散見された。

 このほかにも、他人から勧められたり、よくリサーチをせずブームにのってしまったことが失敗に繋がったとする声が多いことが印象的だった。たしかに投資経験者からのアドバイスは参考になることもあるが、それを鵜呑みにしてしまうのは良くない。自身の資金で投資をするのでれば、自分なりの投資スタイルを軸に投資手法や投資先を選ぶ方が良い。

 投資の成功談やアドバイスに関する情報は、書籍やインターネット上で多く確認できる。しかし、失敗談となるとなかなか知る機会が少ない。これから投資を始める人にとっては、むしろ失敗談の方が貴重な情報となるのではないだろうか。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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