「そして、バトンは渡された」初日舞台挨拶 サプライズ演出に出演者感動

2021年10月30日 17:50

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©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会[写真拡大]

 ベストセラー小説が原作の映画「そして、バトンは渡された」が10月29日(金)に公開となり、初日舞台挨拶が実施された。主演の永野芽郁・田中圭ら出演者達のほか、前田哲監督が登壇。イベント終盤には出演者達へのサプライズ演出も行われた。

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■初日舞台挨拶に、出演者一同が集結

 本屋大賞を受賞したベストセラー小説「そして、バトンは渡された」の映画化作品がついに全国公開を迎えた。初日となった10月29日には舞台挨拶を開催。永野芽郁、田中圭、石原さとみ、稲垣来泉、市村正親ら出演者に加え、前田哲監督が参加した。

 原作小説の大ファンを公言している永野が「撮影がちょうど1年前で、今日無事に初日を迎えられることを嬉しく思っている」とコメントすると、父親役を演じた田中は「初日に満席でお客様とお会いできて、すごく嬉しい」と挨拶。続いて石原ら共演者、前田監督が挨拶を終えると、集まった観客からは大きな拍手が起こった。

■永野「森宮さんとのシーンは全部好き!」

 司会者よりお気に入りのシーン、注目のシーンを聞かれた永野は「森宮さん(田中)とのシーンは全部好き。素敵なシーンばかりなので、ほっこりとした気持ちで見てほしい」と語った。田中も「優子ちゃん(永野)と森宮さんのシーンは流れてる空気がすごく温かい」とコメント。「料理を一緒に作るシーン」や、「楽器屋の前で2人で喋っているシーン」をおすすめとして挙げた。

 またミュージカル俳優として活躍する市村は、監督が詩を書いたという本作のサウンドトラックに関して「本当に綺麗な曲」と絶賛。「映画音楽も堪能してもらえたら」と語った。

■出演者同士で質問のバトン

 イベントでは映画のタイトルにちなみ、出演者同士で質問のバトンを繋ぐ企画も行われた。永野から「日常生活の中で意識的にやっていることは?」という質問を受けた石原は「咄嗟に何か作れるように冷蔵庫の中身を充実させる」と回答。子役の稲垣から「奥さんの夜ごはんで一番好きな物は?」と問われた田中は「牛丼がすごく好き!」と答えるなど、会場はアットホームな空気に包まれた。

■ファンからのサプライズメッセージカードも

 イベントの最後には、出演者らを喜ばせるサプライズ演出も。ステージ上に用意されたくす玉を割ると、「本日公開!」の垂れ幕と共に、試写会で鑑賞した日本全国のファンからのメッセージカードがヒラヒラと舞った。「誰でも絶対泣ける映画」「心の底から幸せになれる作品」など、ファンからの感想を目にした出演者らは、笑顔いっぱいに喜びを表現。最後は永野が挨拶をし、温かい雰囲気の中イベントは終了した。

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