14日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で小反落、指標下振れ嫌気

2021年10月14日 17:25

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記事提供元:フィスコ


*17:25JST 14日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で小反落、指標下振れ嫌気
14日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比3.48(0.10%)安の3558.28ポイント(上海A株指数は0.10%安の3729.14ポイント)に小反落している。


9月の新規人民元建て融資や社会融資総量が予想を下回ったことが嫌気された。上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。朝方公表された9月の中国物価統計はまちまちの内容。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス0.7%だった。上昇率は市場予想と前月実績(ともにプラス0.8%)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)は10.7%上昇した。前月実績(プラス9.5%)から加速し、市場予想(プラス10.5%)も超えている。卸売物価高騰が川下産業の経営圧力となるものの、原材料などを扱う川上産業にとっては追い風だ。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、医療機械の下げが目立つ。口腔保健サービスの通策医療投資(600763/SH)がストップ安、医療機器メーカーの維力医療器械(603309/SH)が1.4%安、山東新華医療器械(6005879/SH)が0.4%安で引けた。


食品株も安い。調味料メーカーの海天調味食品(6032889/SH)が1.0%、河南蓮花味精(600186/SH)が0.9%ずつ低下した。家具、石油、酒造株なども売られている。


半面、機械、セラミック株が高い。重機メーカーの青海華鼎実業(600243/SH)がストップ高、セラミックメーカーの新疆億路万源実業投資HD(600145/SH)が4.8%上昇した。自動車、飛行機、発電設備株なども買われている。


一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.42ポイント(0.15%)安の277.52ポイント、深センB株指数が0.19ポイント(0.02%)高の1181.19ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)《FA》

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