アイティメディア、Brizzyと協業 リードジェンサービス拡充へ

2021年10月5日 11:20

印刷

 アイティメディア(東京都千代田区)は1日、Brizzyとの協業を開始したと発表した。見込み客を発掘するリードジェネレーションサービスの強化を図る。アイティメディアの顧客は獲得したセールスリード情報を、MAツールやCRMに自動的に取り込めるようになる。

【こちらも】コニカミノルタ、自治体向けDX支援の新会社設立

 アイティメディアはテクノロジー関連の国内最大規模オンラインメディアを運営している。IT製品やサービスを検討するユーザーが無料会員登録を行い、製品選びのために記事を読むと、その行動履歴をもとに見込み客としてあぶりだされるという仕組みだ。

 ユーザーは無料でIT製品選択のための記事を読むことができ、ITベンダーは精度の高い見込み客を発掘できる。ただ、リード取得後に自社のCRMなどに登録する手間が必要だった。Brizzyの提供するリードインテグレーションツールを導入すれば、マルケトやセールスフォースなどに取り込めるインポートデータに変換でき、作業負担が軽減できるようになる。

 両社は販売面でも連携を行い、アイティメディアの顧客向けにリードインテグレーションツール「Lead Brizzy」を販売していくと言う。

 アイティメディアは今後も、法人向けマーケティング活動支援を拡充するべく、自社での開発だけでなく他社との協業にも注力する方針だ。現在同社が取り組んでいるのはリードジェネレーションに関するサービス提供では、ナーチャリングや商談化など前後のプロセスでも支援できる体制をつくる。

 アイティメディアは、米テックターゲットと提携し、2005年にリードジェン事業を開始。2015年に「キーマンズネット」を譲り受け、テック系B2Bメディアのシェアトップ2を統合した。多くのIT製品バイヤーを集めており、毎月4000本以上の記事を配信している。

 2022年3月期第1四半期は、期間の累計売上収益で17億5500万円を達成。テクノロジー市場の活況と、企業のマーケティング活動デジタルシフトが好影響し業績を伸ばしている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る

関連記事