アウディ、新コンセプト「グランドスフィア」発表 10分充電で300km走行

2021年9月6日 17:10

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Audi grandsphere concept(画像: アウディの発表資料より)

Audi grandsphere concept(画像: アウディの発表資料より)[写真拡大]

  • Audi grandsphere concept:発表資料より
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  • Audi grandsphere concept:発表資料より
  • Audi grandsphere concept フロント:発表資料より
  • Audi grandsphere concept リア:発表資料より

 アウディは2日(現地時間)、ミュンヘンで7日から12日まで行われる「IAA2021」での発表に先駆けて、新しいインテリアコンセプトを体現したEVラグジュアリーセダン「Audi grandsphere concept(グランドスフィア・コンセプト)」を発表した。数年後のアウディモデルに採用される予定で、革新的な技術を多く採用している。

【こちらも】アウディ、新EVコンセプト「スカイスフィア」発表

■Audi grandsphere concept概要

 Audi grandsphere conceptは、アウディがすでに発表している"sphere"コンセプトカーの第2弾である。全3弾を予定しており、第1弾はEVロードスターの「Audi skysphere concept」で、可変ホイールベースを備えた。Audi grandsphere conceptは、全長5.35m、全幅2m、全高1.39m、ホイールベースはAudi A8よりも長い3.19mで見た目以上のインパクトを与えている。

 駆動システムは800Vの充電テクノロジーがカギを握っている。充電技術は飛躍的に発展しており、急速充電を使用すれば、300km以上走行するために必要な充電はおよそ10分で完了する。航続距離は750kmを超え、直線距離では東京から本州最西端の山口県まで行ける計算となる。実際の道で行ける場所を計算すると、東京駅から広島県三原市まで無充電で走行できる。

 自動運転はレベル4を採用している。

■インテリア

 今回のデザインプロセスは、インテリアからエクステリアへという方向性が示されており、デザインの中心もインテリアである。ラグジュアリーなプライベート空間が再現されるように観音開きのドアを採用し、水平基調のパネルとエレメントが視界に飛び込んでくる。オープンスペースということで、ステアリングホイールやペダル類が格納され、非常に大きな開放感を得ることができる。

 シートは2+2シーターを採用。シートベルトと統合され、クッションとシートバックが視覚的に分離されている。

 ディスプレイは複数設置されており、乗員のストレスを過度に増やさないための「デジタルデトックス」を実現した。インテリアいっぱいに表示するか、運転席と助手席を切り分けて表示するかを選択できる。自動運転をしている時には映画やインフォテインメント、ビデオ会議の画面に利用するなどの高解像度で鮮明な表示ができるようになっている。

■エクステリア

 Audi grandsphere conceptは、EVカーならではの特徴とアウディの伝統的な美しさを両立するエクステリアデザインを採用した。起伏の少ないフラットなボンネットや、大きなフロントウィンドウなどが用いられている。

 ヘッドライトは凝視した時の目を彷彿とさせる細めの薄いヘッドランプを採用。デザインは4リングスエンブレムを連想させるもとなった。発光部の大きさが変化する機構を持っており、状況に応じてDRLやターンシグナルライトとして機能するだけでなく、安全性にも一役買っている。リヤも同様のグラフィックを採用している。

 ホイールには23インチを採用し、6ダブルスポークデザインは軽量構造を表現。これらはAudi Avusから着想を得た。

 今後発表される第3弾は「Audi urbansphere」となっており、これまでと同様の基本コンセプトになっている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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