劇団EX ILE・佐藤寛太が喧嘩少年に 映画「軍艦少年」主演

2021年9月6日 11:50

印刷

ぶつかり合う父子に扮する佐藤寛太(左)と加藤雅也©2021『軍艦少年』製作委員会

ぶつかり合う父子に扮する佐藤寛太(左)と加藤雅也©2021『軍艦少年』製作委員会[写真拡大]

  • 原作漫画「軍艦少年」のコミックス1巻書影©柳内大樹/講談社

 劇団EX ILEの最年少メンバー、佐藤寛太(25)がヤンキー漫画のカリスマ漫画家、柳内大樹(46)原作の映画「軍艦少年」(Yuki Saito監督)に主演することが、8月31日までに配給元のハピネットファントム・スタジオから発表された。俳優、加藤雅也(58)と父子役で初共演。12月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて全国公開される。

【こちらも】キンプリ永瀬廉、主演映画「真夜中乙女戦争」の特報公開でダークな表情

 長崎・軍艦島に暮らす喧嘩に明け暮れる少年・海星(佐藤)とラーメン屋を営む父親・玄海(加藤雅也)の父子2人が、愛する家族を失った喪失感からすれ違う日常から生きる意味を見出していく姿を描く青春ドラマ。「ガキ☆ロック」などで知られる柳内が、2012年に「週刊ヤングマガジン」で発表した同名漫画を、ドラマ「おっさんずラブ」の演出も担当したクリエイターのSaitoを監督に迎え、実写映画化した。

 奇しくも幼少期を長崎県で過ごした佐藤は、今回のオファーに「少年漫画的アツい展開のなかにある本筋の人の愛や、想い。旅立つ人が遺していくもの、もらっ た人が受け継いで生きていくこと、本当に多くの想いがこの作品に込められているなと感じ、震えました。自分の全てをかけて原作に恥じないようまっとうしよう」と決意して挑戦。「役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていった気がします」と、のめり込んだ撮影を振り返った。

一方の加藤は、佐藤について「フレッシュで役を体で演じる役者」と評す。作品については「今、人々が必要としている思いやりがテーマ。その大切さや思いやりで繋がる人々の絆、思いやりでその人の人生も周りの人の人生も変わることを感じさせてくれる作品」と思い入れたっぷりに語った。

 撮影は実際に軍艦島で19年に敢行。15年に同島が世界文化遺産に登録されて以降、初の映画撮影になったという。以前には千葉真一主演の「冒険者カミカゼ」(1981年)のロケ、「007 スカイフォール」(2012年)に登場する島のモデルとしてロケハン、映画「進撃の巨人」(2015年)のロケなど数々の作品の舞台となってきた、岸壁で覆われた雰囲気のある地だ。

またSaito監督は「佐藤くんと加藤さんを筆頭にエネルギーに満ち溢れたキャラクターが暴れ回り、母の深い愛に涙するジェットコースターみたいな家族の再生物語」。柳内は「撮影を見学させてもらい、佐藤くんを見て主人公のイメージ通りすぎて驚いた。加藤さんには色気&オーラに圧倒された」とコメントを寄せた。(記事:斉藤蓮・記事一覧を見る

関連記事