旭化成はSDGsと新型コロナ対策の両面で注目され下値圏から連日出直る

2021年8月24日 15:13

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■旭化成ホームズが事業消費電力を100%再生エネとする目標を前倒し

 旭化成<3407>(東1)は8月24日の後場、13時にかけて1154.0円(15.5円高)前後で推移し、下値圏から2日続伸基調の出直りとなっている。

 第1四半期の連結売上高が前年同期比28%増加するなど業績の好調さが目立つ上、直近は、旭化成ホームズが、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達する目標を2038年の達成から2025年の達成に大幅短縮したと8月19日付で発表し、SDGs(持続可能な開発目標)銘柄として注目を集めている。販売した「へーベルハウス」の太陽光発電装置から余剰電力を買い取り活用する。

 また、新型コロナ対策関連株としても注目されている。増産が求められる人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を米国子会社が生産し、ウイルス除去フィルターは製薬会社における抗コロナ製剤の開発および商業生産化へのニーズを受けて急速に需要高まり増産体制を敷くと7月に発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
イトーキは戻り試す、21年12月期営業・経常横ばい予想だが保守的(2021/03/17)
インフォコムは反発の動き、22年3月期も収益拡大基調(2021/03/17)
パイプドHDは戻り試す、21年2月期業績予想を上方修正、配当は増配(2021/03/17)
ハウスドゥは反発の動き、21年6月期大幅増益予想で収益拡大基調(2021/03/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事