後場の日経平均は528円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクGが軟調

2021年8月16日 12:52

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27448.41;-528.74TOPIX;1922.24;-34.15


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前営業日比528.74円安の27448.41円と前引け値(27441.12円)とほぼ同水準で取引を開始した。ランチバスケットは、差し引き5億円の売り越しとの観測。なお、ランチタイムの日経225先物は、概ねきょうの安値圏での横ばいに。前場の日経平均は一時下げ渋る場面もあったものの、再度弱含む展開で500円超の下落となっていた。緊急事態宣言の対象地域拡大などを政府が検討しているとの一部報道もあるなか、後場の日経平均も冴えない動きが続いている。また、前場取引時間中に発表された中国の7月小売売上高および鉱工業生産は揃って前月から悪化し、市場予想を大きく下回ったことも投資家心理を悪化させているとの指摘も。

 売買代金上位では、日本郵船<9101>、富士フイルム<4901>、スノーピーク<7816>、東芝<6502>などが上昇している反面、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーグループ<6758>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>など主力処の軟調さが引き続き目立つ。業種別では、海運のみがプラス圏で推移する中、サービス、その他金融、倉庫運輸などがマイナス圏上位で推移。《CS》

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