米雇用関連指標に対する関心高まる

2021年8月10日 10:06

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記事提供元:フィスコ


*10:06JST 米雇用関連指標に対する関心高まる
 9日のニューヨーク市場では、新型コロナウイルス変異株の感染拡大を警戒して一部の株価指数は下落したが、雇用情勢の改善を意識して長期金利は底堅い動きを維持した。この日発表された6月雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数が1000万件を超えて過去最高を記録した。先週発表された7月雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を上回る増加を記録し、失業率は5.4%まで低下している。報道によると、アトランタ地区連銀のボスティック総裁は「あと1、2カ月間、雇用の力強い伸びが続けば、連邦準備制度理事会(FRB)は10-12月期に量的緩和策の縮小(テーパリング)を開始できる」との見方を伝えている。
 8月と9月の非農業部門雇用者数と失業率はFRBの金融政策や為替相場に大きな影響を与える可能性があるが、その他の雇用関連指標も重要であり、それぞれの数値(結果)に対する市場反応を慎重に見極める必要がありそうだ。《MK》

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