日経平均は300円安でスタート、三菱UFJやANAなどが下落

2021年7月20日 09:30

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27351.80;-300.94TOPIX;1886.42;-20.71


[寄り付き概況]

 20日の日経平均は300.94円安の27351.80円と5日続落して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は725.81ドル安の33962.04ドル、ナスダックは152.25ポイント安の14274.98で取引を終了した。世界の新型コロナ流行再燃で、強い回復が損なわれるとの懸念が強まり、寄り付き後、大きく売られた。また、石油輸出国機構(OPEC)プラスが週末の会合で減産縮小で合意し、原油価格が下落したことも重しとなった。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が大きく下げた流れを引き継いだ。また、国内やアジアに加え、欧米でも新型コロナ感染が拡大しており、足元経済や企業活動への悪影響が懸念された。さらに、外為市場で1ドル=109円50銭前後と、昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円高・ドル安に振れたことや、昨日の海外市場で原油価格が大幅に下落したことが、東京市場の輸出株やエネルギー関連株などの重しとなった。一方、昨日までの4日続落で日経平均が1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.2%上昇だった。今日はアシロ<7378>がマザーズに上場した。

 セクター別では、鉱業、空運業、不動産業、石油石炭製品、保険業などが値下がり率上位、医薬品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソニーG<6758>、ファーマフーズ<2929>、ANA<9202>、ファナック<6954>、JR東<9020>、富士通<6702>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>などが下落。他方、ベイカレント<6532>、中外薬<4519>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、エムスリー<2413>、東京産業<8070>などが上昇している。《FA》

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