日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日続落、ソフトバンクGとファーストリテの2銘柄で約78円押し下げ

2021年7月19日 12:27

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記事提供元:フィスコ


*12:27JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日続落、ソフトバンクGとファーストリテの2銘柄で約78円押し下げ
19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり5銘柄、値下がり219銘柄、変わらず1銘柄となった。

日経平均は大幅に4日続落。418.09円安の27584.99円(出来高概算4億8212万株)で前場の取引を終えている。前週末16日の米株式市場でNYダウは299.17ドル安(-0.86%)と反落。6月小売売上高は予想外のプラスに改善した一方、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に低下したため景気回復期待が後退した。また、米国内でも新型コロナウイルスのデルタ株感染が急増していることが売り材料視された。史上最高値付近での高値警戒感からナスダック総合指数も0.80%安と4日続落となった。こうした米株安に加え、日本国内では週末も新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、東京都では新規感染者数が18日までの5日連続で1000人を超えた。警戒感が一段と強まるなか、本日の日経平均は339.68円安の27663.40円とギャップダウンでスタート。200日移動平均線が位置する27600円台での下げ渋りも見られたが、持ち堪えられず同線を割り込むと、一時は27493.63円まで下げる場面がみられた。

値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約78円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは荏原<6361>で4.68%安、同2位は昭和電工<4004>で4.43%安だった。

一方、値上がり寄与トップは中外薬<4519>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約9円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップも中外薬で1.82%高、同2位は大日印<7912>で0.65%高だった。


*11:30現在


日経平均株価  27584.99(-418.09)

値上がり銘柄数  5(寄与度+9.66)
値下がり銘柄数 219(寄与度-427.75)
変わらず銘柄数  1

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4519> 中外薬 4141 74 +7.99
<6367> ダイキン 22110 35 +1.26
<7912> 大日印 2477 16 +0.29
<5901> 洋缶HD 1409 2 +0.07
<4689> ZHD 577.5 3.1 +0.04

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 7298 -183 -39.54
<9983> ファーストリテ 76440 -1080 -38.89
<8035> 東エレク 44550 -950 -34.21
<6954> ファナック 25855 -930 -33.49
<6762> TDK 13030 -360 -12.96
<4063> 信越化 17575 -310 -11.16
<6857> アドバンテ 9140 -150 -10.80
<6976> 太陽誘電 5270 -240 -8.64
<4543> テルモ 4176 -59 -8.50
<6902> デンソー 7151 -179 -6.45
<9433> KDDI 3453 -27 -5.83
<6971> 京セラ 6711 -78 -5.62
<6098> リクルートHD 5558 -52 -5.62
<6758> ソニー 11000 -155 -5.58
<7733> オリンパス 2158.5 -38 -5.47
<9766> コナミHD 6080 -150 -5.40
<7269> スズキ 4443 -142 -5.11
<2801> キッコーマン 6960 -140 -5.04
<6645> オムロン 8990 -140 -5.04
<7267> ホンダ 3447 -69 -4.97《CS》

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