政府、ワクチンパスポートの申請受付を26日から開始

2021年7月14日 17:41

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記事提供元:スラド

加藤勝信官房長官は12日、いわゆるワクチンパスポートの申請受付を7月26日から行うと発表した。ワクチンパスポートはCOVID-19ワクチンの接種歴を公的に証明するもの。当面は海外渡航向けに発行され、申請費用は無料になるという(読売新聞毎日新聞)。

フランスでは8月上旬からカフェやレストラン、飛行機などの利用時にワクチン接種の完了や陰性証明の提示を義務化する方針を取ることが発表済み。こうしたワクチンパスポート提示により、条件緩和などが行われる国への渡航者向けとして提供されるという(日経新聞テレ朝NEWS)。

一方、国内でも経済界からワクチンパスポートを飲食店や旅行分野で活用することで、経済回復につながるとして国内での利用を求める声も出ているという。このことから政府はワクチンパスポートを国内商業施設で利用する場合のガイドラインを作成する方針。現在の案ではパスポートの提示により、料金の割引などを行うことは認める一方で入店拒否などは避けるよう求めるとしている(FNNプライムオンライン)。 

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