後場の日経平均は252円安でスタート、ソニーGや信越化が安い

2021年7月7日 13:31

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28390.86;-252.35TOPIX;1938.77;-15.73


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比252.35円安の28390.86円と前場終値から若干下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル=110円60銭近辺と朝方から横ばいで推移。午前の株式市場は、米国市場でダウが下落した流れを引き継ぎ大幅安でスタートした。寄り付き後は、指数に寄与度の高い銘柄が下げ幅を縮小して相場を下支えし、日経平均は、下げ幅を縮小して取引を終了した。後場の日経平均は午前の終値より若干下げ幅を縮小して取引をスタートした。午前に引き続き、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>など指数に寄与度の高い銘柄が本日の安値より下げ幅を縮小していることや、韓国サムスンが好決算を発表し、半導体関連株の一角が強含みしていることが、相場を下支えしているようだ。

 セクター別では、鉱業、石油・石炭製品、保険業、鉄鋼などが下落率上位となっており、一方、精密機器が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ANA<9202>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、三井住友<8316>が安く、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>、レノバ<9519>が高い。《FA》

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