米国株見通し:上げ渋りか、雇用改善で引き締めに思惑

2021年7月2日 14:54

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記事提供元:フィスコ


*14:54JST 米国株見通し:上げ渋りか、雇用改善で引き締めに思惑
(14時50分現在)

S&P500先物      4,312.12(+1.37)
ナスダック100先物  14,521.50(-27.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り買い交錯となりそうだ。


1日の取引で主要3指数は上昇。ナスダックは反発し、6日続伸のS&Pは連日の最高値更新。3日連続プラスのダウは131ドル高の34633ドルで取引を終えた。この日注目されたISM製造業景況指数は高水準ながら上昇が一服し、雇用指数は景気判断の節目となる50を下回った。ただ、新規失業保険申請件数が予想を下回り、2日発表の雇用統計の改善を見込み正常化期待の買いが優勢に。原油高でエネルギー株が買われ、指数の上昇に寄与した。


今晩は上げ渋りか。焦点の雇用統計は、非農業部門雇用者数が+71.1万人(前月+55.9万人)、失業率は5.6%(同5.8%)、平均時給は前年比+3.6%(5月+2.0%)と予想される。想定に沿った回復が示されれば、正常化期待の買いが先行。ただ、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での一段のタカ派姿勢に思惑が広がり、買いを抑制しそうだ。また、過去最高値圏での推移が続くなか、取引終盤には3連休を控え調整の売りが強まる可能性もある。《TY》

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