後場の日経平均は166円安でスタート、ソフトバンクGやレーザーテックが安い

2021年7月1日 13:10

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28624.80;-166.73TOPIX;1934.27;-9.30


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比166.73円安の28624.80円と前場終値から若干下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=111円銭台と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は、米国市場でナスダックが下落となり、寄り付き前に発表された日銀短観が市場予想を下回ったことを受けて徐々に下げ幅を拡大して続落となった。後場の日経平均は午前の終値より若干下げ幅を拡大してスタート後は、強含みとなり、下げ幅を縮小している。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が後場に入り上げ幅を拡大していることが相場を下支えしているようだ。また。日銀短観の悪化を受けて下落したトヨタ<7203>など自動車株の一角が強含みしていることも相場に寄与したもようだ。

 セクター別では、海運業、情報・通信業、ゴム製品、金属製品などが下落率上位となっており、一方、空運業、保険業、パルプ・紙、機械が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、三菱電機<6503>が安く、ソニーG<6758>、ファーストリテイリング、ニトリHD<9843>、信越化<4063>、東芝<6502>が高い。《CS》

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