安川電機は従来の可搬質量10kgの人協働ロボットと同じリーチで2倍の可搬質量を実現した新型人協働ロボットを販売

2021年6月18日 18:05

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■設備の省スペース化と周辺機器との簡易接続を実現

 安川電機<6506>(東1)は、従来の可搬質量10kgの人協働ロボットと同じリーチでありながら2倍の可搬質量を実現したMOTOMAN-HC20SDTP(可搬質量20kg、リーチ1,200mm)を新たにラインアップし、販売を開始した。

 近年は様々な業種において、生産年齢人口の減少により深刻化する労働力不足を背景にロボットを活用した自動化による生産性向上や製造コストの削減が進められている。こうしたなか、同社はロボット周囲の安全柵なしで人と並んで作業ができる人協働ロボットのラインアップを充実させることで、省スペースでフレキシブルな生産ラインの実現、そしてロボットの活用分野の更なる拡大を図っている。

 開発したMOTOMAN-HC20SDTPは、人協働ロボットMOTOMAN-HCシリーズの可搬質量10kgタイプと同じリーチで、可搬質量を20kgにアップさせた。人と同じ作業スペースで重量物のハンドリングができることで設備の省スペース化を実現するとともに、AGVなどの移動台車への搭載も可能になった。また、同製品もMOTOMAN-HCシリーズの特長である、高い安全性と初めてロボットを触る方でも簡単に操作できるなどの特長を引き継いでいる。

 さらに、各社ハンドメーカーから人協働ロボット用として販売されている豊富なエンドエフェクターや周辺機器との接続を簡易化しているため、ロボット操作に不慣れな方でも容易に導入が可能。なお、今回MOTOMAN-HCシリーズ全てにおいて周辺機器との接続を簡易化した機種(MOTOMANHC10DTP,HC20DTP,HC10DTFP)を新たにラインアップに加えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】「トリプル・ブルー」となった割安株、個人投資家の参戦余地は?(2021/02/01)
【編集長の視点】京阪神ビルは高値期日一巡を先取り業績上方修正・増配を買い直して反発(2021/03/16)
【小倉正男の経済コラム】米国はコロナ禍で起業ラッシュ、日本は?(2021/02/08)
朝日ラバーは調整一巡、22年3月期収益回復期待(2021/03/30)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事