ホンダ、コンプリートカー「Modulo X」シリーズ「FIT e:HEV Modulo X」を追加

2021年6月6日 17:55

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記事提供元:エコノミックニュース

ブラックを基調としたModulo Xらしい存在感のあるデザインのホンダ・フィットe:HEV MODULO X

ブラックを基調としたModulo Xらしい存在感のあるデザインのホンダ・フィットe:HEV MODULO X[写真拡大]

 ホンダは専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着・販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」シリーズに「FIT e:HEV Modulo X」を追加し、発売した。

 Modulo Xは、ホンダ車を熟知したエンジニアが、人の感覚にこだわり、ベースとなる車両をさらなる情熱をかけて磨き上げたコンプリートモデルだ。

 FIT e:HEV Modulo Xは、「心地よさ」という数値では計れない価値で幅広い層から好評裏のフィットをベースに、スポーティで上質なデザインと走行性能の向上を追求。

 エクステリアは、ブラックを基調としたModulo Xらしい存在感のあるデザインを採用し、実効空力特性を高める各種エアロパーツを装着した。フロントには専用のグリルとエアロバンパー、リア回りには専用のエアロバンパーとテールゲートスポイラーを装着。走行性能のパフォーマンス向上を図っている。また、ダーククロームメッキエンブレムやブラック塗装でコーディネートしたリアライセンスガーニッシュで、より特別感のあるエクステリアを演出しする。

 また、これまでModulo Xブランドが培ってきた「上質でしなやかな走り」を実現するために、エアロパーツ以外にも以下の専用装備を設定した。専用装備は次ぎのとおり。

 専用セッティングのダンパーは、SUPER GTのレーシングマシン由来のスポーティな造形で、軽量かつ“しなやかさ”を追求した専用16インチアルミホイールを装着。

 インテリアは、ブラック×ボルドーレッドとブラックの2種類の専用カラーを設定。ダーク系の専用アクセントカラーインテリアパネルの装着と合わせ、上質感のあるキャビンを演出した。フロントシートは本革×ラックススェードの専用コンビシートに「Modulo X」のステッチをあしらい、所有する歓びも高めた。

 同時にホンダはこれを機に、広い室内空間と高い機能性に加え、力強くスムーズな走りで多くのユーザ?から好評の「FIT」を一部改良した。あわせて、販売開始20周年を記念し、e:HEV HOMEとHOMEをベースにした「Casa(カーサ)」「Maison(メゾン)」の2タイプの特別仕様車を追加発売する。

 2001年に発売したフィットは、発売以来20年間での国内累計販売台数は282万台を超える主力車種。また、2020年2月に発売した4代目フィットは、JNCAPの総合評価「自動車安全性能2020」において最高評価となる「ファイブスター」を獲得するなど、安全性能においても高く評価されている。

 今回のマイナーチェンジでは、車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を進化させ、通信機能を使いナビゲーションシステムの地図を最新の内容に自動更新できる「自動地図更新サービス」に加え、車内での楽しさ・快適さが広がる多彩なアプリを提供する「ホンダアプリセンター」、Wi-Fiスポットとして車内でインターネット接続が楽しめる「車内Wi-Fi」などの機能を搭載した。

 また、コンパクトな車体に合わせて専用設計された独自の「プレミアムオーディオ」を新たに設定し、原音の忠実な再生を目指した。ボディーカラーには新色のローズゴールド・メタリックを追加し、NESS専用のアクセント2トーンカラーをオレンジに変更するなど、商品力をより一層高めた。

 今回、20周年を記念して追加販売する特別仕様車「Casa」(価格226.71万円から246.51万円)、「Maison」(価格226.71万円から246.51万円)の2タイプは、どちらもe:HEV HOMEとHOMEをベースとしている。(編集担当:吉田恒)

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