カインズ、unerryと資本業務提携 顧客理解にビッグデータ活用へ

2021年5月26日 16:53

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 ホームセンターのカインズは、リアル行動データプラットフォーム運営のunerry(ウネリー)と資本業務提携を結んだ。人々の行動を記録したビッグデータを用いて新たな顧客体験価値を創出することが狙いで、「次のカインズ」を築き上げる圧倒的ナンバーワンカテゴリーの商品開発や販売促進、マーケティングの強化などを進める。

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 カインズは暮らしにかかわる商品を多数販売しているが、顧客の困りごと解決や心地よく過ごしてもらうための提案をするには、顧客の暮らしを理解することが欠かせない。しかしPOSデータなどを活用しても、購買商品を把握できるだけで、購買しない理由を突き止めることが難しい。

 そこで、日本最大級のリアル行動データプラットフォーム「ビーコンバンク」を運営するunerryと資本業務提携を結び、顧客の暮らしの質を改善するために必要なビッグデータを収集して本格的に活用する。

 カインズは中期経営計画で「次のカインズを創る」を目標に掲げ、新たな顧客価値を創造する大胆なカテゴリーの拡縮に力を入れている。今回の資本業務提携はそれを推進する大きな一手と考えている。

 カインズの石橋雅史日用雑貨事業部部長は「unerryに幅広く支援してもらえるパートナーの役割を期待している」、unerryの内山英俊CEOは「この活動を通じてより良い消費者体験をつくるサービス展開とデータビジネスの成長を実現したい」とコメントしている。

 unerryは日本最大級のリアル行動データプラットフォーム「ビーコンバンク」を運営。月間100億件以上の位置情報ビッグデータなどを通じ、実社会での人々の行動をデータ化している。さらに、実店舗での消費者行動をAIで解析、集客や回遊促進、販促などに活用するサービスを展開している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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