【株式市場】経済回復期待など強く日経平均は一時157円高まで上げるがTOPIXは軟調

2021年5月26日 12:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8604円47銭(50円49銭高)、TOPIXは1918.53ポイント(0.99ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3296万株

 5月26日(水)前場の東京株式市場は、新型コロナワクチンの接種で大規模会場を設置する自治体が続々と伝えられ、接種進展への期待などからJR各社、空運株などが次第高となり、トヨタ自<7203>(東1)やファナック<6954>(東1)なども堅調。日経平均はNY株の反落を受けて157円36銭安(2万8396円62銭)で始まったが、これを下値に一気に上値を追い、一時156円85銭高(2万8710円83銭)まで上げて堅調に推移した。ただ、TOPIXの前引けは小安い。

 住友精密工業<6355>(東1)が中期計画の発表や定款の一部変更など好感されて活況高。東京ソワール<8040>(東2)は次第に鼓動が高まるような相場波動や業界再編の思惑などが言われ中盤から一段と上げストップ高。ベビーカレンダー<7363>(東マ)は今期大幅増益予想や「子ども庁」の予算拡充観測などが材料視され再び急伸し出直り拡大。ランシステム<3326>(JQS)は紳士服チェーンのネットカフェ事業にシステム採用が連日材料視され3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億3296万株、売買代金は1兆1474億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は721銘柄、値下がり銘柄数は1336銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、空運、サービス、電機機器、輸送用機器、その他製品、化学、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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