30日のNY市場は下落

2021年5月3日 06:30

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;33874.85;-185.51Nasdaq;13962.68;-119.86CME225;28850;-30(大証比)

[NY市場データ]

30日のNY市場は下落。ダウ平均は185.51ドル安の33874.85ドル、ナスダックは119.86ポイント安の13962.68で取引を終了した。月末の利益確定売りが目立ち、寄り付き後、下落。インドで新型コロナウイルス感染が急拡大し混乱に繋がっておりバイデン政権は5月4日からインドからの入国を制限すると発表。世界経済回復への懸念も売り材料となった。良好な経済指標を受けて一時下げ止まったものの、ダラス連銀のカプラン総裁が緩和縮小協議の開始を支持する考えを示したため長期金利上昇への警戒感に終日軟調に推移した。セクター別では、自動車・自動車部品、不動産が上昇。半導体・同製造装置、エネルギーが下げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の28850円。ADRの日本株はソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、富士通<6702>が冴えない他は、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、コマツ<6301>、TDK<6762>、ANA<9202>など、対東証比較(1ドル109.31円換算)で全般堅調。《FA》

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