日経平均は56円安でスタート、JR東海や武田薬などが下落

2021年4月28日 09:33

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28935.51;-56.38TOPIX;1903.85;+0.30


[寄り付き概況]

 28日の日経平均は56.38円安の28935.51円と続落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は3.36ドル高の33984.93ドル、ナスダックは48.56ポイント安の14090.22で取引を終了した。バイデン大統領が今週予定している議会演説でインフラ・社会保障に加え法人税、所得税などの税率引き上げの詳細が発表される見込みで、警戒感から寄り付き後、下落した。その後発表された4月の消費者信頼感指数がパンデミック以前の水準を回復したため、回復期待を受けた買いが再燃し、上昇に転じた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が開催している連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を明日に控えて様子見気配も強く、ダウは小幅上昇にとどまった。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。内外で主要企業の決算発表が続き、決算内容を確認したいとするムードが強く、また、FOMC結果発表やパウエルFRB議長の会見、バイデン米大統領の施政方針演説が予定されていることに加え、東京市場が明日が休場ということもあり、積極的な買いを手控える要因となった。一方、引き続き新型コロナワクチンの普及などによる世界経済の回復期待が株価下支え要因となったことに加え、外為市場で1ドル=108円70銭台と昨日15時頃と比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。

 セクター別では、陸運業、鉄鋼、医薬品、空運業、石油石炭製品などが値下がり率上位、証券商品先物、銀行業、輸送用機器、不動産業、金属製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、JR東海<9022>、武田薬<4502>、くら寿司<2695>、第一三共<4568>、信越化<4063>、村田製<6981>、京セラ<6971>、ファーマF<2929>、東建コーポ<1766>、日本郵船<9101>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、マネックスG<8698>、ZHD<4689>、ZOZO<3092>、イビデン<4062>、日野自<7205>などが上昇している。《FA》

関連記事