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後場の日経平均は265円安でスタート、武田薬やファーストリテイリングが安い
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;29824.03;-265.22TOPIX;1964.67;-18.87
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比265.22円安の29824.03円と前場終値から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含み。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=110円30銭台と朝方から円安方向で推移。午前の日経平均は、米国市場でテクノロジー関連株が上昇した流れを受けて、続伸してスタートしたが、朝方発表された経済指標の悪化や高値警戒感から利食い売りに押され、マイナスに転じて、午前の取引を終了した。
後場の日経平均は午前の終値より下げ幅を拡大してスタート後は、一段と下げ幅を広げている。後場に入り、トヨタ<7203>など自動車株が一段安となり相場の重しとなっているようだ。なお、午前のTOPIX下落率はマイナス0.69%であり、後場の日銀ETF買いの公算が小さいことも需給悪化の要因とされているようだ。
セクター別では、銀行業、医薬品、石油・石炭製品、鉱業などが下落率上位となっており、一方、証券・商品先物取引業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、ソニーG<6758>、武田薬<4502>が安く、そのほか、任天堂<7974>、マネックスG<8698>、日立<6501>、信越化<4063>、花王<4452>が高い。《CS》
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