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【株式市場】野村HDなどジリジリ戻し日経平均は大引け小高く4日続伸、TOPIXは4日ぶりに反落
◆日経平均は2万9432円70銭(48円18銭高)、TOPIXは1977.86ポイント(15.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億4076万株
3月30日(火)後場の東京株式市場は、野村HD<8604>(東1)がジリジリ持ち直し、米投資会社の「追証」問題による損失の可能性を次第に織り込む様子。三菱UFJ・FG<8306>(東1)なども下げ幅を縮小。日経平均は振幅を一段と縮めて小動きを続け、大引けは小幅高だが4日続伸。一方、TOPIXは戻しきれず4日ぶりに反落した。
後場は、日本郵船<9101>(東1)が一段ジリ高になるなど、スエズ運河の再開を受けて海運株が高い。サインポスト<3996>(東1)はJR東日本グループと共同の無人コンビニ明日開店などが材料視され一段高。タカトリ<6338>(東2)は パワー半導体の大口受注が材料視され朝から大引け間際まで買い気配のままストップ高。アクセルマーク<3624>(東マ)はブロックチェーン技術によるオルトプラスとの合弁事業などに注目再燃とされ大幅反発。ベクター<2656>(JQS)は「みんなの電子署名」が注目され後場寄り後からストップ高。
30日は2銘柄が新規上場。スパイダープラス<4192>(東マ)は10時33分に公開価格1160円を48%上回る1722円で初値をつけ、その後は同57%高の1825円まで上げ、後場は売買錯綜となり大引けは1685円。
Appier Group(エイピアグループ)<4180>(東マ)は9時49分に公開価格1600円を27%上回る2030円で売買が成立し初値をつけ、その後は同37%高の2198円まで上げ、後場はややダレ模様になり大引けは1900円。
東証1部の出来高概算は13億4076万株(前引けは6億2065万株)、売買代金は2兆7236億円(前引けは1兆1911億円)。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は541(前引けは407)銘柄、値下がり銘柄数は1564(同1712)銘柄。
また、東証33業種別指数は7業種(前引けは3業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、空運、ゴム製品、機械、鉄鋼、ガラス土石、精密機器、となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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