ASUS、決算発表で半導体と液晶パネルが不足と説明 値上げ避けられずと指摘

2021年3月20日 08:15

印刷

記事提供元:スラド

ASUSは17日に2020年10~12月期決算発表を行った。コロナ禍の影響による需要増から、同社の純利益は前年同期比3.7倍にまで伸びた。しかし、同日オンラインで記者会見した胡書賓・共同最高責任者(CEO)によれば、部品不足がかなり深刻化しているという(工商時報 Business Times日経新聞NNA ASIA)。

同氏は第1四半期(1~3月)のコンポーネント供給が25~30%不足すると見ているという。液晶パネルやドライバ、パワーICを含むサプライチェーンが非常にタイトになっており、それがパッケージングやテストにも影響しているとしている。さまざまなバリューチェーンでの値上げは避けられないだろうとした。

加えてビットコイン等暗号資産関連の暴騰による、ビデオカード製品の需要も急増しているという。このため関連製品の価格を1〜20%引き上げるとしている。

情報元へのリンク 

スラドのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ハードウェア | ノートPC

 関連ストーリー:
トヨタとホンダ、部品不足で北米の自動車工場を一時休止へ 2021年03月18日
ジョー・バイデン米大統領、米国のサプライチェーン強化を目指す大統領令に署名 2021年02月27日
Linus Sebastian氏、NVIDIAのマイニング対策を「ゲーマーをかばうフリをしている」と批判 2021年02月26日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事