3月12日のNY為替概況

2021年3月13日 05:00

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記事提供元:フィスコ


*05:00JST 3月12日のNY為替概況
 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円14銭まで上昇後、108円82銭まで反落して引けた。

1.9兆ドル規模の追加経済対策の成立に加えて、バイデン大統領がワクチン接種を5月1日までに全成人を対象にする計画を発表し回復期待が強まり米国債相場が下落。10年債利回りは再び1.6%台に達したためドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1911ドルまで下落後、1.1956ドルまで上昇して引けた。域内の金利上昇を受けたユーロ買いが下支えとなったが、欧州中央銀行(ECB)の緩和姿勢やイタリアがロックダウン計画を発表したため上値も限定的となった。

  
ユーロ・円は129円98銭まで弱含んだのち、130円38銭まで上昇。

  
ポンド・ドルは1.3864ドルまで下落後、1.3935ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.9325フランまで上昇後、0.9277フランまで反落した。


 

[経済指標]・米・2月生産者物価指数(PPI):前月比+0.5%(予想:+0.5%、1月:+1.3%)・米・2月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、1月:+1.2%)・米・2月生産者物価指数:前年比+2.8%(予想:+2.7%、1月:+1.7%)・米・2月生産者物価コア指数:前年比+2.5%(予想:+2.6%、1月:+2.0%)《KY》

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