JR九州は優待拡充など好感され一段高、JR各社の中で出色の値上がり率

2021年2月25日 09:56

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■利用可能施設の拡大、長期保有特典の新設など導入

 JR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1)は2月25日、続伸一段高となり、取引開始後は7%高の2867円(196円高)まで上げて昨年7月以来の2800円台を回復。他のJR各社が1~2%高の中で最も勢いのある展開になっている。

 22日付で「株主優待の一部変更」を発表し、翌取引日の24日は日経平均などが大幅安の中で5%高(118円高の2671円)。続く25日は一段高。緊急事態宣言が大阪・京都・兵庫・福岡などで前倒し解除の方向になったことと合わせて株主優待の変更が好感される形になった。

 株主優待の一部変更は、優待券の利用可能施設の拡大、長期保有(5単元:500株以上保有し、かつ1単元でも継続して3年以上保有する株主)特典の新設、など。全体的に見て優待拡充になると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目銘柄】ロードスターは年初来高値に肉薄、海外不動産ファンド進出報道でバリュー株買いが再燃(2020/10/14)
【編集長の視点】AMBITIONは増益転換業績の確認を1Q決算開示時に期待して続伸(2020/10/21)
【注目銘柄】トーメンデバイスは決算発表を先取りし割安ハイテク株買いが再燃し急反発(2020/10/07)
【編集長の視点】綿半HDは分割落ち後安値も2Q決算発表を先取り巣ごもり関連株買いの好機(2020/10/13)
【注目銘柄】日電子材料は2Q決算発表を前に割安ハイテク株買いが再燃し反発(2020/10/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事