Apple、iOS / iPadOS 14.4の配信開始 watchOS 7.3やtvOS 14.4も

2021年1月27日 17:00

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 Appleは26日、iOSとiPadOS、watchOS、tvOSをそれぞれ、14.4、7.3、14.4にアップデートした。今回のアップデートの注目点は、日本でもついにApple Watchで心電図が計測できるようになったことだ。

【前月は】Apple、各種OSをアップデート iOSとiPadOSは14.3に

■iOSとiPadOS 14.4の詳細

 今回のアップデートでは、より小さなQRコードを認識できるようになった点など3件の機能改善、メッセージで正しい言語のキーボードが呼び出されないことがあった問題など、4件のバグフィックスが行われた。

 またカーネルに悪意あるアプリケーションが、特権を昇格する可能性があるという問題(CVE-2021-1782)の1件、Webkitにリモートの攻撃者が任意のコードを実行する可能性があるという問題(CVE-2021-1870、CVE-2021-1871)の2件が、セキュリティアップデートとして含まれている。

 対応するiPhoneは6s以降とiPodTouchの第7世代。なおAppleによると、この脆弱性はそれぞれすでに積極的に悪用された可能性があるとしているため、注意が必要だ。

 OSを本バージョンにアップデートし、Apple Watch シリーズ4~6のwatchOSを7.3にアップデートすれば、ヘルスケアアプリで心電図が利用可能になる。

 また、iPadOS14.4では、より小さなQRコードも認識できるようになったことなど2件の機能改善、タイプ入力が遅延する問題など2件のバグフィックスの他、iOSと同様のセキュリティアップデートが含まれている。対応するiPadはiPad Air2以降とiPad mini 4以降。

■watchSOS 7.3の詳細

 国内ユーザーにとってもっとも影響がある修正は、心電図が計測できるようになったこと(Apple Watch シリーズ4以降に対応)と、不規則な鼓動を通知する機能に対応した点(Apple Watch シリーズ3以降)だ。

 その他にもパンアフリカの旗からデザインされたユニティの文字盤など、5件の新機能・機能改善・バグフックスが含まれている。また悪意あるアプリケーションが、特権を昇格する可能性があるという脆弱性(CVE-2021-1782)に対応したセキュリティアップデートが含まれている。

 なお、watchOS 7.3の対象Apple Watchはシリーズ3以降。

 その他tvOSも14.4にアップデートされており、パフォーマンスと安定性が向上した他、悪意あるアプリケーションが特権を昇格する可能性がある脆弱性(CVE-2021-1782)に対応した。対応するApple TVはApple TV HDとApple TV 4K。

 今回は、いくつかのすでに悪用された可能性があるセキュリティアップデートが含まれているため、各デバイスとも早めのアップデートが望まれる。ただし、まだ配信直後であり、ネット上での不具合報告などが蓄積されていないため、慎重な情報収集も必要だ。加えて重要なデータなどのバックアップを忘れないようにしたい。(記事:kurishobo・記事一覧を見る

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