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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇や欧米株高を意識して円買い抑制も
記事提供元:フィスコ
*08:01JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇や欧米株高を意識して円買い抑制も
7日のドル・円は、東京市場では102円95銭から103円38銭まで反発。欧米市場では、103円33銭から103円96銭まで上昇し、103円80銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に103円台後半で推移か。米長期金利の続伸や欧米株高を意識して、リスク回避的なドル売り・円買いは抑制される見込み。
米上下両院合同会議は7日、大統領選の選挙人投票結果を集計し、民主党のバイデン氏を次期大統領に正式に選出した。7日の米国株式市場では、主要3指数が揃って上昇し、米国債券市場では、追加景気対策実現への思惑で長期債利回りは続伸した。市場関係者の間からは「米国の政治不安は解消されつつあるが、トランプ大統領が任期終了前に罷免された場合、社会的な混乱を招く可能性がある」との声が聞かれている。
為替については、米長期金利の上昇を意識したドル買いが優勢となっているが、米国の雇用回復ペースは鈍化しており、8日発表の12月雇用統計内容を見極める展開となりそうだ。非農業部門雇用者数が市場予想を下回った場合、ドル売りが強まる可能性がある。《CS》
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