ケイアイスター不動産が注文住宅として展開していた「ひら家」の分譲住宅版も発売開始

2021年1月7日 16:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■平屋の割合は年々増加、最近はテレワークなどで住み替え需要も

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は2002年に入り、これまで注文住宅として展開していた平屋(同社では「ひら家」と表記)の「規格型注文住宅『IKI(イキ:粋の意味)』」を、分譲住宅「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)」としても発売開始した。

 注文住宅の『IKI』は2020年8月に販売開始し、テレワークや働き方改革にともなう住み替え需要などを受け、建物価格が590万円(税抜)からという価格設定もあって、発売直後から好評を博している。

■建物価格は17坪590万円(税抜)より、茨城県日立市から販売開始

 これに加え、幸せの象徴である四つ葉のクローバーをモチーフに、LDKを中心とした間取りプランで家族が自然とリビングに集まって幸せに暮らすことをイメージしたひら家の分譲住宅「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)-幸せの平屋」を茨城県日立市から販売を開始した。建物価格は590万円(税抜、17坪:約56.2平方メートル)から。

■平屋の割合は2010年度の6%台から19年度は10%台に

 同社調べによると、居住専用住宅のうち、「ひら家」の割合は年々増加傾向を示しており、国土交通省の建築着工統計調査によると、2010年度に6.19%だったところ、2018年度には9.92%。さらに2019年度は10.72%と拡大している。

 その要因としては、以下ような要因が考えられ、 ・世帯あたりの人員が平均2.39名と減少してきたことにより、部屋数が少なくても済むこと ・階下への騒音が気にならず、子育てをしやすい戸建てニーズの高まり。 ・家族のコミュニケーションがとりやすく、2階建て住宅よりも耐震性に優れているという機能面 ・マンションに住みなれており、階段がない事による家事動線の利便性の高さに対する要望が多い ・デザインの優れたものが増え、おしゃれに住めるイメージが広がっていること、など。

 こうしたニーズの高まりを受け、同社では590万円から建てられる「規格型ひら家注文住宅IKI(イキ)」を2020年8月に販売開始。さらに、分譲住宅においても、家族が集まって幸せに暮らすことがイメージできる平屋「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)-幸せの平屋」の開発に至った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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