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日経VI:小幅に低下、引き続き保合い相場想定か
記事提供元:フィスコ
*16:00JST 日経VI:小幅に低下、引き続き保合い相場想定か
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は18日、前日比-0.08pt(低下率0.43%)の18.32ptと低下した。なお、高値は18.56pt、安値は18.07pt。新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、景気への悪影響が懸念される一方、ワクチンの普及による経済活動の正常化期待や金融緩和の長期化観測に加え、年末株高に向けた期待感を指摘する向きもある。こうした強弱材料が交錯する中、市場では当面保合い相場となるとの見方が多く、ボラティリティ低下を想定し、日経VIは上昇しにくくなっている。こうした動きを受け、今日の日経VIは概ね前日水準を下回って推移し、4日連続の低下となった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《FA》
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