19日のNY市場は上昇

2020年11月20日 06:46

印刷

記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;29483.23;+44.81Nasdaq;11904.71;+103.11CME225;25600;+60(大証比)

[NY市場データ]

19日のNY市場は上昇。ダウ平均は44.81ドル高の29483.23ドル、ナスダックは103.11ポイント高の11904.71ポイントで取引を終了した。ワクチン実用化が視野に入ったものの広範に行き渡るには時間がかかり、新型コロナウイルス感染の再拡大で世界経済の低迷を懸念し投資家心理が悪化したため寄り付きから下落した。週次失業保険申請者数が予想外に増加したたためさらに懸念が強まり軟調推移となったが、引けにかけて、民主党のシューマー上院院内総務が共和党のマコーネル上院院内総務と追加経済対策の交渉再開で合意したと明らかにすると期待感から上昇に転じた。セクター別では、エネルギー、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、公益事業が下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の25600円。ADRの日本株は任天堂<7974>、デンソー<6902>、TDK<6762>が堅調な他は、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、富士フイルム<4901>、資生堂<4911>、セコム<9735>、エーザイ<4523>など対東証比較(1ドル103.76円換算)で全般冴えない。《FA》

関連記事