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夢真ホールディングスは21年9月期増収増益予想
(決算速報) 夢真ホールディングス<2362>(JQ)は、11月13日の取引時間終了後に20年9月期の連結業績を発表した。高稼働率維持、派遣単価上昇、経費圧縮などで大幅増収増益だった。21年9月期も増収増益予想としている。収益拡大を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。好業績を評価して上値を試す動きとなりそうだ。
■20年9月期大幅増収増益、21年9月期も増収増益予想
20年9月期の連結業績(通期からIFRS任意適用)は、売上収益が19年9月期比11.7%増の586億69百万円、営業利益が36.4%増の53億06百万円、親会社所有者帰属当期利益が20.6%増の35億57百万円だった。
大幅増収増益だった。新型コロナウイルスの影響で採用を一時的に抑制し、稼働率維持に注力した。高稼働率の維持、派遣単価の上昇に加えて、採用費など経費の圧縮も寄与した。建設技術者派遣・付随事業は5.7%増収、エンジニア派遣・付随事業は21.5%増収、その他は教育関連事業が伸長して2.7倍増収だった。
21年9月期の連結業績(IFRS)予想は、売上収益が20年9月期比4.0%増の610億円、営業利益が13.1%増の60億円、親会社所有者帰属当期利益が6.8%増の38億円としている。
建設技術者派遣・付随事業、エンジニア派遣・付随事業とも需要が堅調に推移して増収増益予想である。その他事業では海外の人材紹介事業を縮小して赤字縮小を目指すとしている。
なお中期経営計画を発表し、25年9月期の目標値に売上高1140億円、営業利益165億円を掲げた。収益拡大を期待したい。
■株価は好業績を評価して上値試す
株価は水準を切り上げて戻り歩調だ。そして1月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す動きとなりそうだ。11月13日の終値は767円、時価総額は約605億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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