東京為替:日経平均強含みでドルは下げ渋る

2020年11月6日 10:09

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記事提供元:フィスコ


*10:09JST 東京為替:日経平均強含みでドルは下げ渋る
6日午前の東京市場でドル・円は103円70銭台で推移。トランプ米大統領の演説に対する目立った反応はなかったものの、リスク回避的なドル売りは一服しつつあるようだ。日経平均は106円高で推移しており、続伸の可能性があることから、ドル・円は下げ渋る展開も予想されている。ただ、米大統領選挙の勝敗がすみやかに確定される可能性は低いとの見方は変わっていないため、リスク選好的な円売りが抑制される状態はしばらく続く可能性も残されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円46銭から103円74銭、ユーロ・ドルは1.1809ドルから1.1846ドル、ユーロ・円は122円36銭から122円72銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米大統領選挙の最終結果が判明するまである程度の時間がかかる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値38.61ドル 安値38.34ドル 直近値38.44ドル《MK》

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