【株式市場】NY株安などで日経平均は一時151円安だが好決算銘柄など高い

2020年10月28日 12:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3410円76銭(75円04銭安)、TOPIXは1607.61ポイント(9.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億9823万株

 10月28日(水)前場の東京株式市場は、NY株安などを受け、日経平均は9時半頃に151円57銭安(2万3334円23銭)まで下げる場面を見せて軟調小動きとなった。中で、26日に業績予想を増額発表した日本電産<6594>(東1)、27日に四半期決算を発表したHOYA<7741>(東1)、28日に予定するソニー<6758>(東1)などが高く、日経平均は前引けにかけて底堅い推移となった。

■新規上場の2銘柄は好発進

 27日に四半期決算や通期予想の増額を発表したさくらインターネット<3778>(東1)やシマノ<7309>(東1)が急伸し、28日に予定するインフォコム<4348>(東1)も期待高。ユニバンス<7254>(東2)はEV・HEV用ギヤボックスなどが中国の環境車政策を受けて注目され急伸。マクアケ<4479>(東マ)は大幅増益決算などが注目され急伸。

28日上場のプレミアアンチエイジング<4934>(東マ)は10時9分に公開価格4140円を37.0%上回る5670円で初値をつけ、その後5870円まで上げて前引けは5110円。さくらさくプラス<7097>(東マ)は10時26分に公開価格2330円を47.4%上回る3435円で初値をつけ、その後3440円まで上げて前引けは2971円。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億9823万株、売買代金は9567億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は442銘柄、値下がり銘柄数は1645銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種の値上がりにとどまり、精密機器、情報通信、小売り、その他製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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